私のヒストリー

島根県出身。2016年に本業の仕事をする傍ら簡易営業の資格を取り飲食の道へ。キッチンカー開業から現在ごはんCafe ナオキッチン2022年12月開業。

 

実家は農家でサラリーマンの父と母、本業をしながら農業もこなす祖父、5歳上の姉の家族。(祖父は他界)

18歳の時にDV・堕胎を経験。また、高校卒業までヤングケアラーを経験。

何もない環境に苦しくなり、大阪へ家出。生活の為に夜の仕事につきながら、東京・海外(タイ・フィリピン・オーストラリア・グアム等)に行き、自分がしたいことを日々探す。

 

キッチンカーを開業してから新型コロナウイルスが日本中で広まりそれによって出店が減り出店場所を自宅近辺にしていたころ、困窮者や独居高齢者・シングルマザー/ファザー・身体障がい者の方々からの支援希望の声を聞き最初はキッチンカーの売り上げを支援にあてていたが、沖縄県のこども未来県民会議の助成金を使用しながら毎月数回キッチンカーで支援をしていたが、人の集まる場所や地域の場所づくりとして最適と思われた地区の公民館で月一回の無料弁当配布(エール弁当)・フードドライブ/バンクを始めたところ多くの方が訪れるようになった。

 

当時FMよみたんで番組をやっていたためエール弁当の希望者を募集配信したり、毎月の活動報告などもしながら地域に密着した活動ができるよう地区自治体・社会福祉協議会にも協力していただいておりました。

 

月一回のエール弁当を開催しながら同場所にて「わくわくマーケット」を開催。子どもたちが自分の使わなくなったオモチャや服・本などを自らがきれいにし値札をつけ、売るのも買うのも子どもたちだけのキッズフリーマーケットを開催し困窮者には安価でフリーマーケット商品提供をし、また、同活動に賛同している方から野菜や卵の支援提供。

そのおかげもあり、2022年鳳フェスティバルにて大規模のキッズフリーマーケットも開催することができた。

 

 

私自身、子供のころいじめにあったり不登校を経験したことで、居場所の必要性を実感しました。また、特に中高校だった頃はヤングケアラーという立場にいても誰にも相談できず、また誰に相談したらいいのか分からず学校と自宅をただ目的もなく行き来し、生活していたという状況でした。それには自分の地元での「他人への関わり」が非常に大きく、近所の人に相談することによって家族がそこの環境で何かしら生き難しさを感じていたからだと思います。中学生でもそのくらいのことは分かっていたので親がヤングケアラーであっても誰にも相談することはありませんでした。また、家族を看ることは当たり前と感じていたからかもしれません。

 

その結果もあり支援活動をキッチンカー事業の傍らやっていましたが「無料弁当(エール弁当)やフードバンクの食料をただあげるだけ」という事に疑問を感じていました。また、あげるというのは一方的で実際支援をしていくことの目的というのは自立などであったため実際困窮者という方々に支援はしてきましたが、全員がすべて困窮者の方々で支援してきたかといえば疑問が残るところもありました。

 

下の記事にある内容は両方全国紙の新聞に掲載された内容です。

 

そして、2011年の記事の中山瞳(30歳)と2021年の記事の請川正和(44歳)は私の知り合いでした。

また中山瞳はその記事が掲載された後、お亡くなりになり、請川正和は2023年の暮れに無期懲役刑となりました。

非常の仲の良かった間柄ではありますが、その頃は私は身近では無かったので状況が100%分かっているわけではありませんが

二人が共通するのは金銭的に苦しかったことと、身近に寄り添う人がいなかったことです

 

いろんな経験をして感じたことは、子どもが社会で生きていくためには、相談しやすい人が身近にいること、

地域の人やこどもが顔見知りになって、暮らしやすい場所になり多様な人との交流をすることで人との必要性を感じることになるような気がしました。また子どもも大人も困った方が行ける、普段から営業しているカフェだからこそ、気軽に利用しやすいのではないかと子ども居場所・大人の居場所づくりとしてナオキッチンでやることになりました。

 

困った方・困っていない方も

どのタイミングで人はその「困った」という事になるかもしれません。

だからこそ、ここのカフェで相談できることを知ってほしいのです

 

  • 2011/06/30

29日、午後7時30分ごろ大阪市西成区北津守のマンション一室で、住人の中山瞳さん(30)と娘の愛華ちゃん(10ヶ月)が台所にうつぶせで倒れているのを、愛華ちゃんの姉(10)が見つけ、近所に住む親類を通じて119番した。
愛華ちゃんはすでに死亡しており、瞳さんは意識不明の重体。
2人に目立った外傷はなく愛華ちゃんを司法解剖し死因などを調べる。
玄関などは施錠されており、姉は合鍵で中に入った。
室内に荒らされた形跡はなかった。
姉は親類と一緒に暮らしており、瞳さんと愛華ちゃんは2人暮らしだったという

 

 

2021年12月

大阪市生野区で昨年12月、自宅で無職川崎勝哉さん=当時(82)=が鈍器のようなもので殴られて遺体で見つかった事件があり、大阪府警は19日、強盗殺人などの疑いで、大阪府八尾市の会社役員請川正和容疑者(44)、妻で無職の左稀容疑者(23)、生野区の建築作業員野木俊夫容疑者(58)の3人を逮捕した。

 

逮捕容疑は共謀して12月1日午前6時ごろ、強盗目的で生野区の住宅に侵入し、川崎さんの顔や頭を鈍器のようなもので複数回殴り、殺害した疑い。府警は3人の認否を明らかにしていない。周辺の防犯カメラの映像などから3人の関与が浮上した。